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乳癌患者におけるDocetaxelによる爪・皮膚障害と日常生活に及ぼす影響に関する検討
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JPY
Abstract
docetaxel(DOC)は乳癌薬物療法のkey drugとして頻用される。浮腫や神経毒性が主な副作用であるが,爪の変形や皮膚障害が有害事象として多く経験される。これらは,特に女性にとって日常生活に影響を及ぼしQOL を低下させると予想される。今回DOC を投与した患者にアンケート調査を行い,爪や皮膚反応などの副作用状況,日常生活への影響について調査した。2004 年3 月〜2006 年2 月に当院にて周術期および再発にてDOC 単独投与が行われた女性乳癌患者52 名を対象とした。何らかの皮膚障害を来した時期は2〜3コース目が最多で,内容は美容面に関すること,家事に関することが多くあげられた。医療者側が把握する内容と患者が感じる日常生活への影響は一致しないことも多く,major な有害事象のみならず,QOLにも注目した副作用マネージメントが必要であることが明らかになった。
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