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Gefitinibが無効でS-1が著効したEGFR 遺伝子変異陽性肺癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は78 歳,男性。1998 年7 月右肺腺癌のため右肺上葉切除(T1N0),ND2a 施行。原発巣のEGFR 遺伝子はエクソン20 挿入変異陽性であった。2003 年1 月のCT にて右下葉の結節を指摘され徐々に増大を認め,原発巣切除後肺転移再発を疑った。患者は高齢であり,手術希望がなかったことから手術は行わず近医にてUFT の内服を開始された。2004 年4 月にCT で両肺に結節が出現したため,両肺転移と診断。2005 年3 月gefitinib 250 mg/dayの内服を開始した。12月のCTで結節の増大を認め,2006 年2 月よりS-1 80 mg/dayに変更したところ腫瘍の縮小を認め,PR と判断した。特記すべき副作用は認めず定期的内服が継続不能になった2007 年1 月まで内服を継続し,その間腫瘍の増大はみられなかった。
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/content/article/0385-0684/36040/675