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がん化学療法の情報収集・伝達における製薬企業の薬剤師の取り組み—FOLFOX,FOLFIRI 療法—
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JPY
Abstract
近年,oxaliplatin(L-OHP)およびirinotecan(CPT-11)は大腸がん化学療法のキードラッグとして注目されている。本稿ではこれらの情報収集活動の一例として,製薬企業の薬剤師による情報収集・提供活動の現況ならびに医療機関に対して行った調査結果を紹介する。はじめに,医療機関からのL-OHP およびCPT-11 に関する質問事項を集計・解析した。これらの薬剤ではともに安全性に関する質問内容が最も多く,各薬剤における特徴的な副作用に関する質問が高頻度にあった。次に,医療機関へFOLFOXおよびFOLFIRIに関するアンケート調査を行った。その回答から,医療従事者は安全性およびクリティカルパスなどに関心を示していることが明らかになった。これらの結果から,多くの医療機関は製薬企業からの情報提供に対して高い期待を抱いていることが示唆された。製薬企業の薬剤師は臨床現場のニーズをつかみ,より積極的な働きかけを行っていくべきである。
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