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JPY
Abstract
原発不明癌の臨床診断は,詳細な病歴聴取に加え,全身の身体所見がまず必須となるが,その際,乳房,泌尿器領域の診察,直腸診を怠らない。一般的な血液・生化学検査,胸部X線撮影,全身CT は全例に対して行い,それ以外の検査は臨床所見に加え,病理結果に基づいて原発巣を予想しながら順番に実施する。腫瘍マーカーで原発巣が予想できるのはまれであるため,一部を除きルーチンの検査としては推奨されない。FDG-PTTやFDG-PET/CT は有効性は認められつつあるもエビデンスはまだ十分とはいえないので,実施に際しては対象の選別に加え,検査の特徴と限界をよく認識した上で行う。可能な限り早急に検査を進めて診断をつけ,初診から1 か月以内に治療を開始する努力が求められる。
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/content/article/0385-0684/36060/915