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頭頸部扁平上皮癌に対するDocetaxelとCisplatin併用化学療法の第II相試験
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JPY
Abstract
頭頸部扁平上皮癌に対するdocetaxel(DOC)とcisplatin(CDDP)併用化学療法の第I/II相試験を実施した。第I相試験による推奨用量(RD)はDOC 60 mg/m2,CDDP 80 mg/m2であり,このRD で多施設協同研究型臨床第II相試験を行い,安全性と効果を検証した。対象は頭頸部扁平上皮癌再発症例または切除不能例で,年齢は20 歳以上75 歳未満,performance statusが0〜2,十分な主要臓器機能が保持された症例とした。第II相試験に登録された13 例に,第I相試験のRD で投与された9 例を加えた22例で解析を行った。有害事象ではgrade 3 以上の好中球減少を12 例(55%)に認めたが,3 日以上の発熱性好中球減少,G-CSF製剤投与下での3 日以上のgrade 4 の好中球減少は認めなかった。嘔気は高頻度であったが,grade 3 以上の嘔吐は1 例のみであった。その他,肺炎(grade 4),血小板減少(grade 4),胸水(grade 2)を認めた。臨床効果においてはcomplete response(CR):0 例,partial response(PR): 5 例,stable disease(SD): 11 例,progressive disease(PD): 6 例で,奏効率(CR+PR/総数)は22.7%(5/22)であった。前治療のある症例が22 例中21 例を占め,その奏効率は19.0%(4/21)であった。
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/content/article/0385-0684/36080/1281