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大腸癌術前化学療法としてのIRIS 療法(S-1/CPT-11)によりClinical CR が得られた1 例
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JPY
Abstract
症例は68 歳,男性。大動脈分岐部リンパ節転移陽性の直腸癌の診断で,IRIS療法(S-1 80 mg/m2/day,day 1〜14,CPT-11 100 mg/m2,day 1,15,1 コース21 日間)2 コースを術前化学療法として施行した。化学療法後の下部消化管内視鏡検査および腹部CT 検査でclinical CR と判定された。超低位前方切除術を施行し,摘出標本の病理組織学的検査では,わずかに癌組織の遺残を認めたが癌細胞の退化と線維化を示し,化学療法の効果はGrade 2 と判定され根治切除された。治療経過中の有害事象はほとんど認められなかった。本法は,リンパ節転移陽性の大腸癌に対する治療法として有効である可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/36080/1367