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JPY
Abstract
乳癌患者の増加とともに乳癌診療はエビデンスベースで進み,手術以外の多くの診療が外来で行われるようになってきている。手術手技や薬物療法の専門化に伴い患者の集中化もみられ,補助化学療法などの初期治療を終えた患者のフォローアップが専門病院では困難となり,フォローアップ計画の見直しの必要性が増している。乳癌診療ガイドラインの推奨は問診・視触診とマンモグラフィの実施であるが,実際は各施設で独自の内容で実施しており,その間に乖離がみられている。今回,ガイドラインの推奨内容を吟味し,実臨床に適応した場合の問題点を抽出することで現行の乳癌診療の特徴を考察するとともに,メタアナリシスなどから理解されつつある乳癌の特異的な自然史や術後ホルモン療法の実施の影響,患者の意向を反映させた理想的なフォローアップのあり方について診療連携の実践も視野に入れて検証を試みた。
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/content/article/0385-0684/36090/1423