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一般病院における乳がん化学療法の均てん化をめざして(第2 報)—FEC およびTC療法における安全性の検討—
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JPY
Abstract
Epirubicin(75 mg/m2),5-fluorouracil(500 mg/m2)およびcyclophosphamide(500 mg/m2)(FEC75),ならびにdocetaxel(75 mg/m2)およびcyclophosphamide(600 mg/m2)(TC)療法の安全性を評価した。FEC75あるいはTC 療法を施行された,それぞれ6 名あるいは9 名の患者を対象とした。FEC75 およびTC 療法の白血球数および好中球数のnadir は,それぞれ化学療法施行11〜15 日後および8〜11 日後であった。一方,単球数および網状赤血球数のnadirは,それぞれ8〜11日後および4〜8 日後であった。このように,血液毒性を評価するためのパラメータの推移はタイムラグがあり,かつレジメンごとに異なっていることが示唆された。また,血液毒性の程度を予測できることも考えられた。TC 療法を施行された2 名の患者において発熱性好中球減少が認められたが,ニューキノロン剤の投与により軽快し,granulocyte colony-stimulating factorの投与は必要としなかった。また,顕著な非血液毒性はみられず,ほぼすべての化学療法が予定どおり施行できた。本結果より,FEC75およびTC 療法は安全に施行できると考えられた。
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/content/article/0385-0684/36100/1671