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化学放射線療法が奏効した食道小細胞型未分化癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は55 歳,男性。2007 年8 月,右頸部に無痛性の硬い腫瘤を触知し,近医を受診した。上部消化管内視鏡検査で食道癌と診断され,精査加療目的に当科紹介となった。内視鏡検査所見では切歯から31 cm の高さに1/4 周性の辺縁不整な隆起性病変を認めた。生検では壊死組織のみで悪性所見は得られなかったが,頸部腫瘤からの細胞診で小細胞型未分化癌と診断された。PET-CTでは右頸部と食道に集積を認め,CTでは右鎖骨上リンパ節が 5cm に腫大していた。以上から食道小細胞型未分化癌,Mt,T2,N3,M0,StageIIIと診断し,同時化学放射線療法(high-dose FP と60 Gy の放射線照射)を開始した。3 日目から右鎖骨上リンパ節が著明に縮小し,11月の内視鏡検査所見で腫瘍は瘢痕化しており,生検でも癌は検出されなかった。PET-CT でも集積を認めず,CR と判定した。2008年10 月現在も無再発生存中である。
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/content/article/0385-0684/36100/1737