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第6レジメンとしてS-1単剤投与により長期の治療効果が得られた肺腺癌例
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JPY
Abstract
症例は36 歳,男性。胸部X 線で多発性の結節性陰影を指摘され,2004 年2 月当科を受診。精査の結果stageIVの肺腺癌と診断された。治療は,第1〜5 レジメンとしてcarboplatin(CBDCA)+docetaxel(DOC)を5 コース,CBDCA+gemcitabine(GEM)を3 コース,GEMを3 コース,gefitinib を6 週間,GEMを6 コース行った。しかし腫瘍が進行したために,第6 レジメンとして2006 年5 月よりS-1(120 mg/day,2 週投薬1 週休薬)を単独投与したところ,重篤な副作用を認めず比較的長期にわたって抗腫瘍効果が得られた。S-1 単剤投与は,複数のレジメンによる既治療後の進行性の非小細胞肺癌に対しても比較的安全に投与が可能であり,かつ長期の病勢のコントロールが期待できると考えられた。
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/content/article/0385-0684/36110/1889