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食道癌細胞株に対するPSK 単剤および抗癌剤併用による増殖抑制効果
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JPY
Abstract
PSK は主として宿主免疫を介した抗腫瘍効果を示すが,癌細胞に対する直接作用についてはいまだ明らかでない。われわれはヒト食道癌細胞株KYSE170 とTE13 を用いて,PSK 単剤および抗癌剤併用での作用機序について検討した。食道癌細胞株にPSK(0〜1,000μg/mL)を添加し,72 時間培養後にWST-8 assay によるviability と,フローサイトメトリーによる細胞周期を検討した。次に,抗癌剤(5-FU,CDDP,DOC)に増殖抑制を示さない低濃度PSK(5 μg/mL)を併用し,WST-8 assay によるviability を検討した。PSK 単剤による濃度依存性の増殖抑制と,細胞周期解析ではsub-G1 とG2/M 期の増加を認め,PSK が食道癌細胞のアポトーシス誘導と細胞分裂阻害を示すことを確認した。また,低濃度PSK の併用は,5-FU およびDOC の抗腫瘍効果を増強した。
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/content/article/0385-0684/36120/1972