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mFOLFOX6 施行後に行った大腸癌肝転移肝切除例の検討
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JPY
Abstract
実地臨床でmFOLFOX6 を施行した後に肝転移を切除した大腸癌7 例についてretrospective に検討した。mFOLFOX6導入理由は,切除不能肝転移2 例,肝外病変の存在あるいは疑い4 例,肝切除を患者が拒否1 例であった。mFOLFOX6 投与回数は平均12.7(10〜18)回で,2 例にはFOLFIRI も施行された。RECIST 分類による画像評価ではCR 2 例,PR 3 例,SD 2 例であった。切除された15 病変中6 病変が組織学的にgrade 3 に分類された。非癌部肝組織の病理組織学的検索では,grade 1 の類洞拡張を5 例に,FOLFIRI を併用した2 例にgrade 1 の脂肪肝炎を認めた。出血量,手術時間は同時期に術前化学療法せずに肝切除を行った17 例と同等であった。実地臨床でmFOLFOX6 施行後の肝切除のタイミングを決定することは容易ではないが,mFOLFOX6 が肝切除の安全性に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられた。
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/content/article/0385-0684/36120/2028