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集学的治療が奏効し長期生存を得られている再発胃癌(肝,リンパ節転移)の1 例
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JPY
Abstract
症例は73 歳,男性。2000 年12 月,胃癌2 病変に対し胃全摘術を施行した(MU pT2(ss)pN1,f StageII,L pT2(mp)pN1,f StageII)。術後補助療法としてUFT(300 mg/day)の投与を行っていたが,術後1 年3 か月目に肝S6 に転移巣が出現しRFA を施行した。肝転移を認めたことからS-1 へ変更した。その後,RFA 治療部の再燃を来しRFA を行うも,コントロール不良のため初回治療から2 年6 か月目に肝後区域切除術を施行した。初回治療から5 年目(肝切除後2 年)に傍大動脈周囲リンパ節への転移が疑われた。その後はNC であったが難治性の口内炎が出現しため,5'-DFUR+PTX へ変更した。5'-DFUR+PTX を6 コースまで行い,PET-CT にて傍大動脈周囲リンパ節以外に転移巣を認めなかったことから,初回治療から6 年目に単発のリンパ節再発に対し4.5 Gy×8 回 計36 Gy の放射線治療を行った。放射線治療後5'-DFUR+PTX を5 コース行ったところでPET-CT にてNo.16 リンパ節転移部は縮小し,また新たな病変の出現を認めなかったため,2006 年8 月から休薬とした。以後,初回治療から8 年6 か月(再発から7 年4 か月)が経過した現在に至るまで再発は認めていない。
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/content/article/0385-0684/36120/2064