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放射線療法とS-1 内服により長期生存が得られている直腸癌骨盤内再発の1 例
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JPY
Abstract
切除不能再発直腸癌に対し,放射線療法およびS-1 内服による化学療法の併用にて良好なQOL を保っている症例を経験した。症例は51 歳,男性。直腸Rb の2 型癌に対し2005 年7 月4 日,ハルトマン手術を受けた。病理検索の結果,tub 2,pA,ly1,v1,pN0。術後補助化学療法としてUFT/LV 内服を開始するも肝機能障害が出現したため1 コースにて中止し,以後経過観察とされた。2006 年1 月,CT にて骨盤内再発を指摘。CA19-9 は3,200 U/mL と高値を呈していた。2006 年4 月10 日に再発巣切除目的で手術を行うも腫瘍浸潤高度にて切除不能であったため,術後に計56 Gy の放射線療法を行い,その後S-1 120 mg/day・4 週投与2 週休薬を開始した。CA19-9 は2007 年3 月には正常化。CT 上,骨盤内再発巣は長期SD を維持した。化学療法は計16 コースで中止し,以後経過観察としているが,2009 年6 月現在PS 0 であり腫瘍マーカーは正常範囲,CT 上も腫瘍の増大はみられていない。
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/content/article/0385-0684/36120/2140