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進行再発大腸癌に対する全身化学療法併用肝動注の検討
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JPY
Abstract
2006 年4 月〜2008 年12 月までに当院で行われた,大腸癌肝転移に対する全身化学療法併用肝動注治療例5 例をretrospective に検討した。5 例のうちPS が悪く,肝動注をfirst-line として選択した例が2 例,third-line 以降に使用されたものが3 例であった。レジメンは肝動注(5-FU 毎週投与)のみから導入し,CPT-11 の全身投与を隔週で追加したものが3例,初回から併用したものが2 例であった。最良効果はPR 2 例,SD 2 例,NE 1 例であった。2 例が原病死し,3 例が現在も治療中である[観察期間578 日(407〜1,050 日)]。肝動注療法は副作用が少なく,FOLFOX などの標準的な全身化学療法が適応とならない症例に対しても使用できる。局所制御率が高いものの,肝以外の病巣の制御ができないことが短所であったが,全身化学療法と併用することにより生存期間の延長も期待される。結語: 全身化学療法併用肝動注は,全身状態不良例,標準的治療無効例においても効果が期待できる治療であり,その意義は大きいと考える。
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/content/article/0385-0684/36120/2172