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直腸癌骨盤内再発に対する治療(切除 vs 全身化学療法)
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JPY
Abstract
新規抗癌剤が導入可能になった現在における直腸癌骨盤内再発に対する外科治療の問題点をretrospective に検討する。1997〜2008 年の間に,直腸癌骨盤内単独再発に対し,切除を行った9 例(切除群)と新規抗癌剤を含めた化学療法を行った5 例(化学療法群)について,背景因子や治療成績を比較した。手術群の術式は腹会陰式直腸切断術1 例,後方骨盤内臓全摘術4 例,骨盤内臓全摘術4 例で,仙骨合併切除は5 例に施行。化学療法群では,二次治療まで行ったのが4 例,三次治療まで行ったのが1 例。oxaliplatin 3 例,irinotecan 3 例,Leucovorin は5 例に投与された。年齢,性別,原発巣切除時のstage,再発までの期間などに関し,両群間で有意差を認めなかった。再発に対する治療後の生存期間も両群間に有意差は認めなかった(p=0.73)。新規抗癌剤の効果が期待できる現在では,外科治療でbenefit が得られる症例をいかに選別するかが重要と考えられる。
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/content/article/0385-0684/36120/2226