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JPY
Abstract
原発巣手術後,肝臓,肺への転移を認めたものの切除および化学療法にて胸腹部の癌制御は可能であったが,小脳への転移を認め治療中である横行結腸癌の1 症例を報告する。症例は71 歳,男性。2001 年横行結腸癌にて結腸部分切除術(横行結腸脾弯曲部)D2 切除術を施行した。中分化型腺癌,se,n1,ly1,v2,H0,P0,M0,stageIIIa であった。術後3 年目にS7 肝再発認め,肝部分切除術,術後4 年8 か月目に右肺S8 転移を認め部分切除術,さらに術後5 年11 か月目に左肺の舌区とS9 に転移を認め2 か所の部分切除術を同時に行った。左肺手術後はmFOLFOX6 療法を計12 回行い,手足のしびれ出現のためS-1+PSK に変更し約14 か月間胸腹部に再発なく経過していた。しかし,2008 年4 月ふらつきとめまいが出現し,頭部MRI 検査にて小脳転移と診断した。腫瘍部分切除術と放射線療法およびFOLFIRI 療法を行いながら脳転移診断後1 年,初回手術後8 年の現在,生存治療中である。
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/content/article/0385-0684/36120/2242