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胃癌の脊椎転移による脊髄麻痺に対し整形外科的手術が有効であった3 例
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JPY
Abstract
今回,胃癌の脊椎転移による脊髄麻痺に対して整形外科的手術が有効であった3 例を経験したので報告する。症例1 は75 歳,女性。胃全摘術後1 年4 か月にTh1 からTh3 の転移による下肢麻痺が出現した。麻痺出現翌日から放射線治療を施行したが,D からC に悪化した。そこで麻痺出現から8 日後に椎弓切除+後方固定術を施行したところ,C からD に改善した。症例2 は50 歳,男性。幽門側胃切除術後3 年8 か月に,Th2 の転移による下肢麻痺が出現した。麻痺出現から3 日後に椎弓切除+後方固定術と放射線治療を行い,麻痺はC からD へ改善した。症例3 は80 歳,男性。胃全摘術後5 年8 か月にTh3の転移による下肢麻痺が出現した。麻痺出現から7 時間後に椎弓切除+後方固定術と放射線治療を行い,麻痺はFrankel 分類のB からC へ改善した。胃癌の脊椎転移による脊髄麻痺が出現した場合,QOL 保持のための整形外科的手術は有用な治療オプションの一つと考えられた。
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/content/article/0385-0684/36120/2342