No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
十二指腸原発GIST に対する局所切除・有茎小腸パッチの経験
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
はじめに: 本邦では,GIST 研究会のガイドラインに沿ったアルゴリズムが普及しているが,海外からのガイドラインなども参照しつつ対応しているのが現状である。今回,十二指腸原発のGIST を経験したので報告する。症例: 50 歳台,女性。CT,MRI: 膵頭部後外側に直径3.5 cm の造影効果のある腫瘍。EUS: 膵頭部後外側に接する直径3.5 cm の腫瘍。PET-CT: 十二指腸腫瘍に一致して集積。EUS-FNA: c-kit(+)。十二指腸原発GIST。手術: 開腹下に十二指腸局所切除・有茎小腸パッチを施行。考察: 十二指腸原発GIST は,悪性度を考慮して加療する必要がある。切除に伴う十二指腸欠損に対しては,種々の術式が報告されRoux-en Y 吻合の報告が多く,有茎小腸パッチの報告はまれである。本法は生理的な消化管通路を維持し,簡便な再建法であると考えられた。まとめ: 十二指腸原発GIST の診断と治療について文献的考察を加えて報告した。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/36120/2348