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GIST 局所再発,肝転移,縦隔胸膜転移に対し切除とImatinib で長期生存を得られた1 例
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JPY
Abstract
再発GIST の治療はimatinib が第一選択となるが,局所再発や切除可能な肝転移は手術も考慮される。直腸GIST 切除後に局所再発切除,肝転移切除,左縦隔胸膜転移切除,imatinib 内服にて7 年10 か月の長期生存を得られている症例を報告する。患者は60 歳台,男性。1999 年に未分化型食道癌手術を施行した際,直腸に3 cm の粘膜下腫瘍を指摘されていたが,経過観察していた。2001 年に腫瘍の増大と大量下血を認めMiles の手術を施行し,高リスク群GIST と診断した。2004 年にPET,CT で局所再発,肝転移を認め局所再発切除,肝切除を施行した。術後imatinib 300 mg/day を開始したが,副作用のため300 mg 隔日投与とし,休薬・再開を繰り返した。休薬中の2008 年5 月にCT で左縦隔に胸膜肥厚を認め,10 月のPETで転移を疑われ胸腔鏡下にて切除。imatinib が同量で再開したが,副作用のため200 mg 隔日投与となり,現在のところ再発を認めていない。再発GIST に対して,集学的治療で長期生存が得られる可能性がある。
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/content/article/0385-0684/36120/2351