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Imatinib 長期内服切除不能GIST の急速増大に対して切除術にてQOL の改善が得られた1 例
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JPY
Abstract
3 年間imatinib 内服にてコントロール可能であった切除不能GIST の急速増大腹腔内出血例に対して,切除術にてQOLの改善を認めたので報告する。症例は68 歳,女性。2005 年,当院産婦人科にて骨盤部腫瘤に対して単純子宮全摘+両側付属器切除術を施行された。腸間膜に多数の腫瘤,大網播種,腹壁播種を認め,高リスク群GIST と診断された。術後imatinib 400 mg/day 内服にて3 年間SD であった。2008 年末に右下腹部腫瘤の急速増大を認め,この時点でsunitinib 37.5 mg/day の内服を試みるもgrade 3 の下痢と腫瘍の増大を認め入院した。腫瘍からの腹腔内出血も認め,IVR の効果はなくPS 3 と悪化した。出血がPS 悪化の主原因と考え,2009 年1 月に主病変切除術を行った。術後PS 1 まで改善し摂食可能となり,退院した。imatinib 内服を再開するも約2 か月後に再燃したが,この間QOL は良好で在宅療養可能であり,手術の意義があったと考えられた。
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/content/article/0385-0684/36120/2354