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JPY
Abstract
症例は55 歳,女性。1997 年に糖原病I型と診断され経過観察されていたが,2002 年3 月,腹部造影CT 検査にて肝臓S2 領域に早期濃染像を示す腫瘤を認め,肝細胞癌(HCC)と診断された。2002 年より同部位に対して計3 回の肝動脈塞栓化学療法(TACE)を施行したが,2008 年12 月に腹部造影CT を施行したところ肝S2 領域より肝外に突出し,脾臓上極に近接する軟部陰影を認めHCC 再発が疑われたため,2009 年1 月に肝S2 部分切除術を施行した。術後病理診断は,低分化型HCCであった。糖原病I型に合併したHCC は進行が遅く,多くは高〜中分化型といわれているために画像による長期的な定期検査により再発を早期に発見できると思われた。
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/content/article/0385-0684/36120/2362