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ラジオ波焼灼療法実施後に総肝動脈周囲リンパ節転移が組織学的に判明した肝細胞癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は69 歳,男性。慢性B 型肝炎にて経過観察中,2007 年5 月に肝内多発病変が指摘され,TACE を実施。7 月にLipiodol 集積のないS8 病変に対して,ラジオ波焼灼術(RFA)を実施。同時期の消化管精査にて進行胃癌が判明し,小弯中心にリンパ節転移が存在。11 月に胃全摘術,脾臓合併切除,D2 郭清を実施。病理組織検索にて郭清リンパ節に胃癌転移を認める一方,総肝動脈周囲リンパ節(No.8a)に肝細胞癌の存在が確認された。近年,肝細胞癌に対する局所療法としてRFA が普及しているが,病態の悪化も報告されている。元来肝細胞癌のリンパ節転移はまれであるとされており,自験例のようにRFA がリンパ節転移の引き金となったことが十分推察される。
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/content/article/0385-0684/36120/2365