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大腸癌におけるPET/CT 検査を用いた診断成績と治療効果判定について
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JPY
Abstract
PET/CT 検査は大腸癌診療において他のモダリティーと比較して,高い感度および特異度を有し,今後も重要な役割が期待されている。しかし費用の問題もあり,より効率的な利用が求められている。大腸癌原発巣の進行度診断においては腫瘍の存在診断が可能であるが,腫瘍深達度や周囲への広がりを評価することは十分ではない。リンパ節転移診断は,遠位リンパ節においてより感度が良好であった。特に近位リンパ節の感度が低い理由として,原発巣に近接するため判別が困難であることがあげられる。肝転移診断はメタアナリシスの報告から高い感度および特異度が示され,CT 検査やMRI検査より優れていた。肺転移診断は早期においては肺転移巣が小さく検出は困難であるため,早期の肺転移診断は胸部CT検査を参考にすべきであった。局所再発診断は一般に術後瘢痕と再発の鑑別は困難であることが多いが,質的診断が可能なPET/CT 検査における有効性は高かった。治療効果判定においてもエビデンスが多くだされている。
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/content/article/0385-0684/36130/2521