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JPY
Abstract
FDG-PET は悪性リンパ腫の病期診断,治療効果判定,治療後のサーベイランスとして広く用いられている画像検査である。古くは理学所見,骨髄検査で評価されていたAnn Arbor 病期診断は近年までCT,Ga シンチを併用して行われていた。しかし,現在では精度の高いFDG-PET が一般臨床においても用いられている。放射線治療の併用が必要な限局期リンパ腫の病期診断には特に有益である。FDG-PET も万能ではなく,撮影時には組織型による集積の違いや,偽陰性,偽陽性も考慮しなくてはならない。ホジキンリンパ腫とびまん性大細胞型リンパ腫を対象にしてFDG-PET に関する多くの臨床試験が行われている。FDG-PET,免疫組織学的検査,フローサイトメトリーを評価に加えた新しい悪性リンパ腫治療効果判定規準が作成された。これにより,臨床試験間での病期,治療効果判定のばらつきをできるだけ少なくすることができ,悪性リンパ腫治療の比較検討が可能となった。また,新薬の開発においてもバイオマーカーとしてのPET の役割も期待されている。
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/content/article/0385-0684/36130/2532