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JPY
Abstract
PET(特にFDG-PET/CT)の放射線治療における有用性が注目されている。放射線治療の標的体積決定においてPET を応用することによって(通常のCT 画像による放射線治療計画に比較して),肉眼的標的体積(GTV)を適切に決定できる可能性が示唆され,肺癌,頭頸部癌,悪性リンパ腫などではすでに有用性が報告されている。肺癌,頭頸部癌などの標的輪郭の描出時には,SUV の最大値の40〜50%を使用している報告が多い。ただし,現在のPETの空間分解能,感度,特異度などは,放射線治療計画への応用においてはまだ必ずしも十分とはいえず,GTVと臨床的標的体積(CTV)の相違を明確には区別できないこともある。その他にも,治療前の病期診断(治療方針決定)における有用性がよく知られ,肺癌,リンパ腫などでよく行われている。さらに治療効果判定への利用も期待されているが,保険適応上の問題もあり,注意が必要である。
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/content/article/0385-0684/36130/2537