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Gefitinibの再投与により症状緩和が得られた肺腺癌の癌性髄膜症の1 例
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JPY
Abstract
症例は74 歳,女性で非喫煙者。2004年に原発性肺腺癌のstageIV(cT3N2M1)と診断された。carboplatin(CBDCA)+paclitaxel(PTX)による化学療法7 コース後に二次治療としてgefitinibの内服を行い,経過良好であった。内服開始3 年後に増大したため,三次治療としてdocetaxel(DOC)の投与を行ったが,その経過中に癌性髄膜症を併発した。gefitinibの再投与を試みたところ原発巣は増大傾向であるが,癌性髄膜症は改善しQOL の改善が得られ外来通院中である。EGFR 遺伝子変異については,初診時の肺組織,髄液細胞,再発後の肺組織でいずれもexon 19 のE746-A750 欠失変異が認められ,変化は認められなかった。gefitinibで効果が得られた症例に関しては,休薬後に再投与を考慮してもよいと思われた。
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/content/article/0385-0684/36130/2615