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FU+Irinotecan(CPT-11)が奏効した胃内分泌細胞癌の1 例
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JPY
Abstract
胃内分泌細胞癌はまれな組織型であり,悪性度が高く予後が不良であることが知られている。われわれは,術後転移再発症例に対してFU 剤(5-FU/UFT)とirinotecan(CPT-11)を使用し,転移巣の縮小を認め術後3 年8 か月と比較的長期生存した症例を経験したので報告する。症例は69 歳,男性。貧血を主訴に受診した。上部消化管内視鏡検査にて胃体部小弯にBorrmann 2 型の腫瘍を認め,生検にて未分化型腺癌と診断された。遠隔転移を認めず,胃全摘術を施行した。病理組織検査で胃内分泌細胞癌と診断した。術後7 か月にて肝後区域に転移巣と門脈内腫瘍栓による再発を認めたため,5-FU+CPT-11 療法を開始,3 か月後のCT にて肝転移巣の著明な縮小と門脈内腫瘍栓の消失を認めた。以後12 か月間の奏効(PR)期間が得られた。
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/content/article/0385-0684/36130/2641