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閉塞隅角緑内障患者におけるパクリタキセル治療時の過敏症対策としてフェキソフェナジン使用の検討—乳がん症例を対象とした—
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JPY
Abstract
パクリタキセル(PTX)は,乳がんの治療における重要な薬剤の一つである。しかしながら副作用として,血圧降下,呼吸困難感を伴う重篤な過敏症が高頻度で生じる問題点がある。その対策として,ジフェンヒドラミン,ラニチジン(もしくはファモチジン),デキサメタゾンの前投与が添付文書で義務付けられている。ところが閉塞隅角緑内障患者では,これら3 剤のうちジフェンヒドラミンは緑内障発作を誘発する可能性があるため投与が難しい。そこで,2007 年4 月〜2008 年3 月において閉塞隅角緑内障を合併する乳がん患者2 名を対象に,フェキソフェナジンを用いた過敏症対策の方法を検討した。2 名中2 名とも全コースにおいて過敏症は観察されず,緑内障発作も観察されなかった。
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/content/article/0385-0684/37010/107