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JPY
Abstract
肝予備能が保たれている患者に発生した肝細胞癌に対しては,肝切除による腫瘍摘出が最も根治性が高い治療である。症例数は決して多くはないが,腫瘍の解剖学的局在や大きさ,脈管浸潤などの条件によって通常の肝切除では摘出不可能な病変に対して体外肝切除が適応となることがある。体外肝切除はいったん全肝を体外へ摘出し,バックテーブルにて冷保存下に肝切除を施行,最後に残肝を自家肝移植する方法である。術前の脈管と腫瘍の3 次元的位置関係の把握と厳密な残肝容積の予測,正確な肝切除手技と肝移植手技,さらに高度な術後管理が必要となり,体外肝切除の成功には熟練した肝切除・肝移植チームが必要である。今回,体外肝切除の適応条件,手技および問題点について概説する。
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/content/article/0385-0684/37030/399