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JPY
Abstract
当院にて2003年12 月〜2009 年2 月までtrastuzumabが投与された連続127 例を検討した。127例のうち,心機能低下が生じた例は6 例(4.7%)存在した。左室駆出率(ejection fraction: EF)が投与開始時より10%以上かつ絶対値が55%以下に低下した時を心機能低下とした。6 例のうち症候性の心不全は1 例に生じた。他の患者は無症状であった。trastuzumabを中止後,5 例中4 例でEF は改善した。心機能低下を来した例は,epirubicinおよびtaxaneの投与歴,EF の低下,投与開始時の左室拡張末期径拡大(≧49 mm)を有する傾向であった。われわれは心エコー検査もしくはアイソトープを使用した左室造影検査を本剤投与開始時および,投与中は3 か月ごとに行うことを推奨する。そしてEF が45%以下に低下したり,うっ血性心不全が発生したらtrastuzumabを中止すべきである。
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/content/article/0385-0684/37040/665