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携帯型インフューザーポンプを使用した5-FU持続投与コンプライアンスの調査
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JPY
Abstract
大腸癌の標準治療であるFOLFOX およびFOLFIRI 療法では,46 時間にわたる5-FU の持続投与にインフューザーポンプの使用が必要不可欠である。しかし,その注入速度は薬液の粘度や気温などにより変わる他,患者による自己抜針が行われているため投与精度やコンプライアンスの実態は不明である。そこで,外来治療における5-FU 残量と投与時間の実態を調査した。その結果,平均投与量の2%に当たる49 mgの残量および70 分の投与時間の遅れを認めた。また,ポンプ使用感に関するアンケートでは,薬剤が適正に投与されているか心配であるとの回答や終了時間が遅れると困るという意見が過半数を占めた。以上より,季節的な気温の影響を考慮し,患者に応じた容量調節や患者指導の徹底などコンプライアンス向上に重要であると思われた。
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/content/article/0385-0684/37040/671