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S-1が奏効したPaclitaxel/UFT 補助化学療法後の再発胃癌の2 例
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JPY
Abstract
UFT 投与中や投与後の再発でS-1が奏効した症例を報告する。症例1 は75歳,男性。倦怠感を主訴とし,内視鏡で胃癌と診断された。胃全摘術後,paclitaxelとUFT 逐次投与による補助化学療法を終了。術後1 年2か月目に腹腔内再発を認めた。S-1 5 コース後,CT 検査で腫瘍は消失しCR と判定した。CEA,CA19-9も基準値以下に下降した。再発後2年経過したが維持している。症例2 は62 歳,男性。上腹部痛を主訴とし,内視鏡で胃癌と診断された。胃切除術後,paclitaxel投与終了後UFT逐次投与中,癌性腹膜炎を認めた。S-1 10 コース後,腹水を認めず,CEA,CA19-9も下降し術後2 年経過したが維持されている。UFT,S-1投与における5-FU の血中濃度の差が報告されており,UFTによる補助化学療法で再発した例においてS-1で効果が得られる可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/37040/703