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早期乳癌に対するDocetaxel/Cyclophosphamide(TC)療法の安全性と認容性について
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JPY
Abstract
US oncology 9735 studyによってTC 療法(docetaxel/cyclophosphamide)がAC 療法(doxorubicin/cyclophosphamide)を上回ることが示されて以降,TC 療法は早期乳癌補助療法に幅広く用いられている。しかしながら本邦にはこのレジメンの安全性,認容性に関するデータはこれまで乏しかった。2007 年1 月〜2009 年4 月までにわれわれは51 例の早期乳癌患者のTC 療法を当院で行い,その安全性,認容性に関するプロフィールを得たのでこれを今回まとめた。われわれのデータでは25.5%の発熱性好中球減少を認め,これはUS oncology 9735 studyに示されている5%を上回っていた。この理由として,われわれが抗生物質の予防投与を行っていなかったことが考えられた。また,しばしば難渋する皮膚毒性を認め,grade 3 のskin rash が3 例含まれていた。その他の毒性としては全身倦怠感,浮腫,筋肉痛が目立っていたが,これらはある程度予想された結果であった。最後に,われわれはこうした毒性を軽減するであろう抗生物質の予防投与,治療前日からのステロイドの予防投与,そして保湿剤の投与を推奨する。
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/content/article/0385-0684/37050/835