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上顎癌4例に対するS-1,Nedaplatin/放射線同時併用(SN)療法の効果
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JPY
Abstract
上顎癌に対しては,放射線療法,放射線併用化学療法(動注を含む),手術による一塊切除,分割切除など様々な報告があり施設間差があるのが現状である。当科では,頭頸部悪性腫瘍に対し機能・形態温存と根治をめざし治療を行っている。そこで今回われわれは,2005 年1 月〜2008年12 月までに当科でS-1,nedaplatin/放射線同時併用(SN)療法を行った上顎癌4 例の治療効果について報告する。症例は,T4N0M0 が3 例,T2N0M0 が1 例の合計4 例であった。性別はすべて男性,年齢は29〜67歳で平均52.3 歳であった。4例とも当科の治療方針で非担癌生存中であり,機能・形態温存ができている。SN 療法を行うことで手術範囲を狭めることができ機能・形態温存ができたと考えられ,今後も症例数を増やしSN療法の上顎癌に対する機能・形態温存の効果,生存率の検討が必要であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/37050/879