No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
CDDP+CPT-11 が著効した胃大細胞神経内分泌癌(LCNEC)の1 例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
大細胞神経内分泌癌(LCNEC)は比較的新しい概念で,小細胞癌に似た生物学的特性をもつといわれており,小細胞癌(SCC)と同様な化学療法が奏効するといわれている。われわれは,胃のLCNEC にCDDP とCPT-11による治療が著効した症例を経験した。CDDP 60 mg/m2をday 1 に,CPT-11 60 mg/m2をday 1,8,15 に投与し14 日の休薬で1 コースのスケジュールとして計4 コースを施行した。胃の原発巣と肝転移は完全奏効,リンパ節転移には部分奏効であり,化学療法後6 か月間の無増悪を維持している。CDDP とCPT-11 はどちらも通常型胃癌に対するkey drug でもあり,LCNEC は時に低分化胃癌と鑑別が難しいこともある。この抗癌剤の組み合わせは,胃にLCNEC の存在が想定される時には適切であると思われた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/37050/895