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大腸癌術後補助化学療法における経口UFT/Leucovorin療法の治療継続性に関する研究
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JPY
Abstract
経口のUFT/Leucovorin(LV)療法は,従来の標準治療であった経静脈的な5-fluorouracil/LV 療法との比較試験(NSABP C-06)の結果から,大腸癌術後補助化学療法の標準治療の一つになったが,本邦では治療継続性についての報告はほとんどない。今回,治癒切除が行われた大腸癌症例99 例を対象として,UFT/LV 療法による補助化学療法5 コース(25 週)の治療継続性について検討を行った。UFT/LV 療法の完遂率は82%(81/99),relative dose intensityは平均0.87 であった。投与コースは平均4.5 コースであった。有害事象でUFT 単独投与になった例,および治療を中止した例が各々9 例であった。有害事象は全体的に軽度であったが,重複発生を含めるとgrade 3 の食思不振と下痢が各々6 例認められた。grade 3 の有害事象を認めたのは99例中15 例(15%)であった。以上よりUFT/LV 療法の完遂率は,様々な癌腫におけるUFT 単独補助化学療法における完遂率(80%台)と同等であり,良好な治療継続性が得られた。
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/content/article/0385-0684/37060/1065