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S-1/CDDP 併用療法が奏効し胃切除術を施行した腹部大動脈周囲リンパ節転移胃癌の3 例
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JPY
Abstract
今回,腹部大動脈周囲リンパ節転移を伴う高度進行胃癌で,S-1/CDDP 併用療法が奏効した3 例に根治術を施行した。症例1 は,1 コースで原発巣は軽度縮小した程度であったが,No. 16 転移リンパ節が著明に縮小したためD3リンパ節郭清を伴う切除術を施行した。症例2 は,2 コースで原発巣は著明に縮小し,No. 16 転移リンパ節がほぼ消失したためD2リンパ節郭清を伴う切除術を施行した。症例3 は,2 コースで原発巣は瘢痕化した。No. 16 転移リンパ節は徐々に縮小していたため3 コース目を行ったところ,1 個のリンパ節が増大傾向となったためNo. 16b1 lat 郭清を伴う切除術を施行した。いずれも術後補助化学療法を行い,58 か月,42 か月,18 か月無再発生存中である。他の非治癒因子のない大動脈周囲リンパ節転移を有する進行胃癌において,S-1/CDDP 併用療法が奏効した症例では切除術を組み合わせることで長期生存が期待できる。
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