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JPY
Abstract
2008 年より進行性腎細胞癌に対する薬物療法としてVEGF 受容体を標的とした分子標的薬であるソラフェニブとスニチニブが承認され使用可能になった。従来使用されてきたインターフェロン-α(IFN-α),インターロイキン-2(IL-2)とは異なり,ともに経口内服薬である。さらにはmTOR阻害薬であり,同様に経口内服薬であるエベロリムス(アフィニトール)も承認され,2010年より使用可能になる予定である。さらに次世代の経口VEGFR 阻害薬も控えている。各薬剤には従来の抗癌剤やサイトカインとは異なった有害事象(副作用)があり,薬の効果を最大限に引きだすためには有害事象のコントロールが重要である。さらには,原発巣に対する効果を期待したネオアジュバント療法の導入も試みられるようになってきた。経口内服薬の分子標的薬導入によって進行性腎細胞癌に対する薬物療法は大きく変わりつつある。
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/content/article/0385-0684/37070/1208