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がん化学療法におけるパンフレットを活用した説明の有用性
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JPY
Abstract
外来で化学療法を受けている患者が増加しており,薬剤師は抗がん剤のミキシングのみならず,患者への化学療法に関する説明や副作用症状に対するサポートについても期待されている。われわれはパンフレットを用いた化学療法の説明を開始し,この有用性について評価するため患者を対象としたアンケート調査を実施した。アンケート対象患者を2 グループ[A: 薬剤師から説明を受けていない患者(n=31),B: 薬剤師から説明を受けた患者(n=38)]に分けた。アンケートの結果として,副作用を予防するために何かを行っていると回答した患者の割合は,Aでは67.7%に対しB では89.5%(p<0.05)であった。A とB 間のこの違いは,パンフレットを用いた化学療法の説明により患者の副作用に関する理解が深まったことを示唆している。したがって,パンフレットを用いた化学療法の説明は有用であり,この点からも薬剤師は外来化学療法の安全性の向上に貢献できると考えられる。
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