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JPY
Abstract
抗がん剤による皮膚障害は,全身的な影響が少ないことから軽視されがちである。しかし,皮膚障害は日常生活に影響を及ぼすこともあり,また外観的イメージを損なうことによる精神的苦痛は治療継続を難しくすることもある。今回,スキンケアの実態調査を行い,皮膚障害よりも吐き気や脱毛に不安を感じていることが明らかになった。さらに皮膚障害が出現した患者はスキンケアを行っているが,予防的なスキンケアが行われていないことが明らかになった。副作用予防のためのスキンケアが行えるように,薬剤管理指導業務や外来化学療法室での指導のなかで,指導文書を用いて患者自身が適切なスキンケアを行う方法について情報提供を行った。情報提供後2 回目のアンケート調査では74.3%が薬剤師による情報提供は参考になったと回答した。スキンケアはセルフケアであることから今後も継続的に情報提供を行い,患者をサポートする必要があると考えられた。
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