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JPY
Abstract
背景: EGFR-TKI により非小細胞肺癌,特にEGFR 遺伝子変異を有する症例の生存期間は飛躍的に延長したが,その効果には限りがあり,その後の治療戦略は依然として大きな課題となっている。そのなか,EGFR-TKIの再投与による有効性の報告も散見されるが,臨床的な意義は明らかではない。方法:2004 年8 月〜2009 年8 月までに当院でgefitinib投与後に再燃し,EGFR-TKIが再投与された進行・再発非小細胞肺癌22 例(gefitinib 11 例,erlotinib 11 例)をretrospective に検討した。結果: gefitinib 再投与群で病勢コントロール可能であった症例は11 例中4 例であった。erlotinib 群では初回gefitinib投与にて病勢コントロールが得られた症例に対し,erlotinibの有効性が認められた。病勢コントロール率はそれぞれ,36,45%,生存期間中央値も212,292日と良好な成績であった。結語: 新規薬剤が実臨床に導入されるまで,EGFR-TKIの再投与は初回gefitinib投与により病勢を制御できた症例に対し,一つの治療戦略であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/37100/1907