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レボフロキサシン,ミノマイシン,ラベプラゾールで除菌治療を行ったペニシリンアレルギーを有するHelicobacter Pylori陽性胃MALT リンパ腫の1 例
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JPY
Abstract
われわれは感受性試験に基づき選択したレボフロキサシン(LVFX),ミノマイシン(MINO)にラベプラゾール(RPZ)を加えた3 剤を用いて除菌治療を行ったHelicobacter pylori(H.pylori)陽性mucosa-associated lymphoid tissue(MALT)リンパ腫の1 例を報告する。本症例はペニシリンアレルギーを有していたため,除菌レジメンに必ず含まれるアモキシシリン(AMPC)が使用できなかった。さらに当該症例から分離されたH.pyloriは一次,二次除菌治療で各々使用する抗菌剤であるクラリスロマイシン(CAM),メトロニダゾール(MNZ)のいずれにも耐性であった。ペニシリンアレルギーを有し,CAM,MNZ 両薬剤耐性のH.pylori 感染者に対する治療のオプションとしてMINO+LVFX+RPZ は有望なレジメンの一つになり得ると考える。
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/content/article/0385-0684/37100/1961