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地域基幹病院における進行食道癌に対する化学放射線療法の治療成績と毒性の検討
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JPY
Abstract
背景: 切除可能進行食道癌に対する化学放射線療法(CRT)は,これまで外科切除に代わる一つの選択肢として施行されてきた。食道癌に対するCRT の効果と毒性を検討した。方法:対象は2004 年4 月〜2009 年10 月までに当院においてCRT を施行した食道癌とした。奏効率,生存,急性毒性および遅発性放射線毒性を評価した。結果:全症例では完全奏効(CR)は38%,生存期間中央値(MST)は13 か月であった。grade 3 以上のなんらかの急性毒性は62%で認められた。遅発性放射線毒性は12%で認められた。StageII/IIIではCR は45%,生存期間中央値は16 か月であった。CR 例においても60%で再発が認められた。CRT 抵抗性・再発部位では,全例で局所または領域リンパ節が含まれていた。二次治療は71%で施行され,全例で化学療法が施行されていた。結語:切除可能進行食道癌に対するCRT において,毒性は耐容可能であると考えられたが,治療成績は満足できるものではなかった。治療成績の改善には,高い奏効を有する新規regimenの開発と再発後のsalvage治療が重要であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/37110/2115