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短期S-1 に続く長期UFT 単独治療にて3 年以上のCR を維持している高齢者進行胃癌の1 症例
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JPY
Abstract
症例は81 歳,女性。胃部不快感があり近医を受診し,胃癌を指摘され当科に受診した。内視鏡で胃体上部前壁に約3cm 長の3 型病変を認めた。生検診断は低分化型腺癌。高齢で手術を希望されなかったが化学療法は同意が得られた。S-1 80 mg/day(2 週投与1 週休薬)で開始したが,2 週服用後全身倦怠感,grade 1 の血小板減少を認め60 mg/day に減量した。S-1 を8 週間内服終了前に食欲不振,嘔吐,めまいで倒れ救急車にて搬送入院された。S-1 終了時に病変はほぼCR 状態になったが,S-1 継続は困難と考え,より副作用が少ないUFT-E で化学療法を再開した。UFT-E は300 mg/day で開始,副作用がなかったため1 か月後より400 mg/day に増量し,dose intensity を高めた。病変が完全にCR になったためUFT-Eは300 mg/day に減量し,現在まで約3 年間継続している。至適投与期間はエビデンスがないのが現状で,副作用もほとんどなくQOL も良好なため長期投与になっている。
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