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JPY
Abstract
胃癌の肝転移に対して,放射線治療(定位放射線照射: SRT)が有効であった1 例を経験したので報告する。症例は77歳,男性。2007 年2 月にU 領域の3 型胃癌に対して,胃全摘,脾摘,胆摘,D2 郭清を行い,病理組織結果は高〜中分化腺癌,T3(SE)N0 H0 P0 CY0 M0,StageII であった。11 月に肝S8 転移と骨盤内腹水を伴う腹膜転移再発を来し,化学療法(S-1)で腹水は消失したが肝転移増大(2 cm)を認めたため,2008 年5 月にSRT(52.8 Gy/4回)を施行,腫瘍は縮小し,SRT 後24 か月間再発,再燃を認めていない。早期有害事象(AE)として,grade 3 の白血球減少,好中球減少,grade 2 のAST/ ALT 上昇,晩期AE として2009 年8 月(SRT 後15 か月)にgrade 2 の気胸,胸水を認めた。胃癌肝転移に対して,手術やRFA が不可能な場合には,SRT も治療の選択肢の一つとして有用である。
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/content/article/0385-0684/37120/2499