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JPY
Abstract
肝細胞癌根治的切除の残肝多発再発に対する治療としてはTAE が選択されることが多いが,繰り返し施行しているうちに十分な効果が得られない無効病巣となり,治療に難渋することも少なくない。今回,われわれは初回肝切除後の残肝多発再発に対して繰り返しTAE を行い,TAE 無効病巣が出現した4 例に対して減量再肝切除を施行した。全例肝予備能はChild A であり,画像検査で門脈内腫瘍栓は認めなかった。1 例で術後胆汁漏を認め入院期間の延長を来したが,残りの3 例では術後2 週間以内に退院可能であった。現時点での1 年生存率は100%であり,短期成績は良好であった。以上のことから,肝予備能が良好で門脈内腫瘍栓を認めない症例では,減量再肝切除はTAE 無効病巣に対する局所治療の選択肢となり得ると考えられる。
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/content/article/0385-0684/37120/2673