No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
肝内胆管癌に対し肝切除およびS-1 併用CDDP 動注化学療法により長期生存が得られた1 例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
肝内胆管癌(ICC)に対する治療法は,外科的切除が第一選択となる。しかしながら,切除後の残肝および遠隔再発の頻度が高く,再発に対する有効な治療法が確立されていないのが現状で,予後はいまだ不良である。今回われわれはICC に対し肝切除を施行し,残肝再発を来すもS-1 併用CDDP 動注化学療法により術後5 年を超える長期生存が得られた症例を経験したので報告する。症例は71 歳,女性。B 型肝炎のフォロー中に近医の腹部CT にて肝S1/8 に径約30 mm 大の腫瘍を指摘され,当院紹介となった。肝尾状葉全切除,肝S8 部分切除を施行し,病理にて中分化型肝内胆管癌,T2N0M0,StageII と確定診断された。術後約3 年4 か月目の腹部CT にて肝S4 に約35 mm 大の再発を確認したため,S-1 80 mg/日(4 投2 休)併用CDDP 動注化学療法を施行した。5 コースを施行し,手術後約5 年を経過した現時点において病変の増悪を認めておらず生存中である。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/37120/2729