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切除不能原発性肺癌に対する相補的定位胸部放射線治療の検討
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JPY
Abstract
定位放射線治療は近年,肺腫瘍の治療にも適応されている。われわれは,2007 年10 月〜2009 年12 月までに当院で定位放射線治療を受けた非小細胞肺癌29 症例31 病変の治療成績について後ろ向きに評価を行った(平均年齢75 歳。臨床病期IA 期13 例,IB 期5 例,IIIA 期1 例,IIIB 期1 例,再発例11 例)。すべての症例で予定された治療を完遂できた。合併症としては,1 例で治療後に既存の肺線維症の進行を認めステロイド治療が必要となったが,他の症例では治療を要する合併症を認めなかった。追跡可能な27 症例29 病変について評価を行った。今回の観察期間中に11 例で再発を認め,無増悪生存期間中央値は8 か月であった。I期の症例に限ると再発は17 例中4 例,無増悪生存期間中央値は12 か月であった。定位放射線治療は医学的理由により切除不能な早期肺癌に対し安全かつ有効な治療であり,手術の相補的な治療選択肢になり得ると考えられた。
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/content/article/0385-0684/37120/2744