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JPY
Abstract
2006年の医療法改正により,「調剤を実施する薬局」は医療提供施設として明記された。この背景は,医薬分業の推進によって,外来患者の60%が処方せんをもって保険薬局(community pharmacy)を利用するようになったことによる。この間,薬局は保険医療に従事したことによって業務体系が確立し,最近では,薬剤師は医師の指示と患者の同意によって在宅患者の訪問活動も行うようになった。このように,薬局機能が時代とともに大きく変わってきたので,今回,都道府県の薬局検索システムを利用して,在宅医療にかかわる薬局機能を調査した。調査時期は2010 年2 月で,アンケート対象は1 都3 県の226 薬局であった。アンケート回収率は42.6% であった。主な結果は,在宅訪問を行っている薬局は59 薬局,保険請求をしている薬局は59 薬局,退院時共同指導に参加した薬局は24 薬局であった。このように,薬局機能が外来患者の調剤から在宅医療まで幅広くなってきたことが明らかとなった。
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/content/article/0385-0684/37121/183